沖縄環境保護ニュース

更新日時:2014-03-27 12:18:21

環境相が「奄美・琉球」の世界自然遺産の登録に、名護市辺野古沿岸海域や大浦湾を追加する可能性を問われて否定したことがニュースで話題になりました。問題となった発言は、辺野古海域には「守るべきものがいない」という趣旨のものです。

基地移転の問題では、環境破壊が懸念されていますが、辺野古沿岸海域ではジュゴンのほか、ウミガメやサンゴ、海草藻類など多くの生物が生息しています。

基地建設に伴い、これらの生物に与える影響や、投入土砂に混入する恐れのある外来生物が及ぼしてしまう生態系への影響など様々な問題が危惧されています。

オーストラリアでは、ジュゴンの生息する海が世界自然遺産に登録されています。日本でも今後地元民がジュゴン、ひいては環境保護を意識する可能性が益々高まりをみせていくと思われます。

そのため政府は、基地建設にあたっては環境は人権に対して配慮がより一層必要になってくるでしょう。環境保護と国の発展、両方を視野に入れた開発が必須になってきます。

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